平安時代の京の都。人々から「かぐや姫」とよばれていた右大臣の娘・千古は、裳着(成人の儀式)が近く、外出を禁止されていた。しかし、「かさねの色目」をきっかけに、自分で着物を染めてみたくなり外に出て行ってしまい…。