85歳の甲斐信枝は現役の絵本作家。雑草の美しさにひかれ草花を描き続けて60年以上。絵を描く時、地面に寝転がって、同じ目線で植物と会話する。京都・嵯峨野の里山で彼女のまなざしを通して植物の驚きの営みを見つめる。