所轄に異動したことで、姫川玲子が扱う事件の幅は拡がった。事件捜査の日々のなか、本部復帰のチャンスを摑んだ玲子。気になるのは、あの頃の仲間のうち、誰を引っ張り上げられるのか-。『小説宝石』等掲載を単行本化。