「わらじ医者」として、京都・西陣で独自の地域医療を切り開いた早川一光。長女による聞き書きを通して、早川が人生の最後に考えたことを伝える。『京都新聞』連載を単行本化。家族・娘の視点で綴った「父の背中」も収録。