「七夜物語」という不思議な本の世界を冒険した、さよと灰田くん。そこでの出来事を思い出すことなく、およそ30年がたった。さよの息子と灰田くんの娘は、小学校でクラスメートになり…。『小説トリッパー』掲載を単行本化。