企業の倒産とともに住処を失ったファーン。彼女の選択は、1台の車に亡き夫との思い出を詰め込んで、車上生活者、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。現代を生きるロードムービー。